治療院のホームページに必ずといいほどあるのが、
“お客様の声”というページだ。
当院は、ブログの投稿はめちゃくちゃ多いが、
お客様の声の投稿は2020年以降1度もない。
まぁ、この“お客様の声”というのは、ベーシックな集客方法の1つではある。
ホームページを見た人が、
来院する判断材料の1つにしたり、
来院を迷っている人の疑問や不安などを解消するなどの役割があるからだ。
ということで、最初は私もお決まりのように掲載していたのだが、
ある時ふと思ったのだ。
どこでもやっていることやってても、無駄じゃない?ってね。
だからやめた。
だって、治療院なら改善させて当たり前だし、
どういう患者さんが来ているかを知ってもらうより、
私自身を知ってもらうことの方が大事なんじゃないかなって考えたんだよね。
それに加えて、有益な情報などを掲載する方が、
ご来院中の人にも、もっと私というキャラクターを知ってもらえるし、
健康だけでなく様々な情報が、
クライアントの人生のお役に立てるのではと考えた。
私にとって今も昔も、新規の方より、既存の方が大事というのもある。
というわけで、ブログに力を入れるようになったのだ。
こうやって決断できたのも、経営哲学を知っていたおかげでもある。
経営哲学を知らなかったら、
おそらく“お客様の声”の方を重要視してただろうし、
もしかしたら、“ブログ”も“お客様の声”も頑張ろうとして挫折し、
どっちも中途半端な感じになっていそうな気もする。
クライアントが求めていることは、
自分の身体の改善だし、健康を得ることだ。
他人がいくら改善したって言われても、自分が変わらなきゃ意味ないもんね。
開業して5年経って、1000日連続でブログを書き続けて言えるのは、
無駄なことに時間を割くんではなくて、
既存のクライアントにとって有益なことをする方が、
私自身にとっても大事なことだったということだ。
なぜならブログを書くって、自分が学び続けてないと絶対書けないんだもん☺️
そして、こうやって今でもブログを書けるのは、
学び続けている自分が、まだいるからだな………
と今回の記事を通してそう思えた。
ただ、“お客様の声”にご協力いただいたクライアントにはとても感謝している。
私のために貴重な時間を下さったのだ。
この場を借りて、改めて「ありがとございます」と伝えたい。