「健康でありたい」という思い

当院は、ホームページを見ていただいてもわかるように、

「健康でありたい」という思いの強い方に

ご来院いただきたいと考えています。

5年経過し、おかげさまで今継続してご来院くださっている方たちは、

そういう思いの強い方達ばかりとなりました。

私は治療院に来られる方には、2通りの考えがあると思っています。

1つは、今の症状、痛みや苦痛などがなくなってしまったら満足される方

1つは、症状が消えた後も、ご自身の健康を追求し、ケアを継続していかれる方

です。

私は開業時から、後者の方のご来院を求めて来ました。

なぜなら、健康は人生の分母であると考えているからです。

特に当院の場合は、来院のきっかけは前者であっても、

後者の考えに変わっていった方も多いのではないかと思います。

しかし、日本は医療保険制度が充実していることもあり、

残念ですが、前者の考えの方が圧倒的に多いです。

体調不良になったら、施術もしくは病院へ行き、

症状が緩和、消失したら、ほったらかしにして好き放題………

そして、また体調不良になり施術もしくは病院へ…………

という具合です。

しかし、人生を充実させるために、本当に大切なことは、

体調不良になっても自分で改善する力を持っているか?

もしくは、

体調不良になる前に未然に防げているか?

なのです。

ただ、患者側の意識や考え方だけを否定してはならないと思っています。

実は、施術する側にも問題はあります。

病院はもちろんですが、治療院のホームページを見てください。

◯◯専門などと書いていたり、

施術の適応症例などをたくさん掲載していませんか?

これは、治療者側も無意識のうちに

“今の症状、痛みや苦痛などがなくなってしまったら満足される方”

を求めてしまっているのです。

腕のいい悪いは関係なく。

ほぼ全ての治療院がそのような状態です。

これでは、国民の健康意識を高めることはできません。

実は私が経営塾をしているのは、

こういった治療家自身の意識も変えていきたいと考えているからです。

腕のいい治療家さんには、患者さんの健康意識を変えられる力があると思います。

そのためには、治療家自身も健康意識を高く持ち、

それを患者さんにも求めていかないと、

ダメなのではないかと思うのです。

だからといって、やらないとは思いますが、

ホームページから◯◯専門という文句や、

適応症例の掲載をやめるという安直な考えはやめてくださいね😅

そんな単純な話ではないので………。

私は日本が大好きです。

この日本を救いたい。

そのためは、国民の健康なくしてはあり得ないのです。

PAGE TOP