『ヒーローズ・ジャーニー』理論というのをご存知だろうか?
実は、世界でヒットしている物語には、共通の理論があり、
それを、『ヒーローズ・ジャーニー』理論というらしい。
「ハリーポッター」、「スターウォーズ」、「マトリックス」、「ロッキー」………
「ドラゴンボール」、「ONE PIECE」、「鬼滅の刃」………
これらは全て、共通しているのである。
この理論を一般的な流れと、「鬼滅の刃」を例にみてみたいと思う。
あなたも、心に残る映画やドラマ、アニメを思い出しながら、
重ねてみると面白いと思う。
1.平凡な日常
まずは平凡な日常から始まる。
・「鬼滅の刃」でいうと、主人公である竈門炭治郎や家族の日常が描かれている。
2.冒険への誘い
主人公に対して、新たな旅立ちの誘いが訪れる。
多くの場合、主人公は強引に冒険に誘われている。
・炭治郎は家族を何者かに殺され、妹を鬼に変えられてしまう。
3.冒険への拒絶
主人公は旅立ちに不安や恐怖を覚える。
未知への恐怖を乗り越えて旅立っていくこととなる。
・炭治郎は、妹を人間に戻したいが、方法がわからない。
そこに富岡義勇が現れて、鬼となった妹を殺されそうになる。
妹を守るにしても、人間に戻すにしても、覚悟が必要だと諭される。
4.師との出会い
冒険へと旅立つ前に師匠との出会いがある。
・鱗滝左近次と出会う。
5.事件の始まり
本格的に主人公が物語に関わる。
・鬼殺隊隊員となり、鬼狩りを開始する。
6.試練、仲間、宿敵との出会い
たくさんの試練に立ち向かい、仲間や宿敵とのにも出会う。
これらによって主人公は成長していく。
・煉獄さんの死、仲間となる善逸や伊之助、仇である鬼舞辻無惨との出会いがある。
7.最も危険な場所への接近
危険な場所だと分かっていても、
それを乗り越えなければ目的は達成できないこともわかっている。
・徐々に、鬼舞辻無惨へと近づいていく炭治郎
8.最大のチャレンジ
ストーリーのクライマックス
・仲間と共に、上弦の鬼や鬼舞辻に向かっていく。
9.報酬
主人公は報酬を手に入れる。
・妹が人間に戻る
10.帰路
主人公は報酬を手に入れ帰路につくが、
多くのストーリーではまだ敵に襲われていたり、危険を孕んでいることが多い。
・鬼舞辻が炭治郎を鬼に変えてしまう。
11.復活
主人公が特別な体験から戻ってくる。
ストーリーによっては、8の最大のチャレンジの際に死に直面して、
死んでしまった主人公や、死に直面している主人公が息を吹き返すシーン。
・炭治郎が人間として復活‼️
12.宝を持っての帰還
主人公が日常へと戻り、ストーリーが完結する。
・炭治郎は、人間に戻った妹と共に故郷に帰る。
こうやってみると、「鬼滅の刃」って見事に理論にハマっているんです。
やはり、ヒットするには理由があるんですね。
私がなぜ、この理論を紹介したのかですが、
別にヒットする理由をお伝えしたかったわけではありません。
私たちだって、人生という自分のストーリーを歩んでいるということです。
おそらく、どんな人の人生も、
『ヒーローズ・ジャーニー』理論に準じていると思います。
私は、あなたは、今どこを進んでいるのでしょう。
私の人生に当てはめてみると、1〜12を繰り返しているなぁと思います。
最近では、オステオパシーの学校に入学から卒業までのストーリーが終わった〜
と思ったら、間髪入れずに、開業のストーリーが始まりました🤣
今は6の『試練、仲間、宿敵との出会い』辺りかな😆
あなたが何か壁にぶつかった時、
1〜12のどこまで自分は進めているのかをみてみるのも良いかもしれない。
今後の進め方のヒントになるかもしれませんよ。