最近、クライアントさんから喜ばしい報告が続く。
その報告とは、「結婚」や「妊娠」だ。
特に妊娠については、ここ1年で3回ご報告いただいた。
妊娠前から関わらせていただいている方は、
もうすぐ出産を迎えるが、妊娠中の腰痛などは一切なかった。
妊婦の腰痛の原因のとしてあげられることの1つに、
大腰筋のアンバランスというものがある。
大腰筋は骨盤から腰のあたりにかけて左右にある筋肉だが、
実はそれに沿って、子宮は大きくなっていく。
イメージ的には、大腰筋がレールで、子宮がその上を走る列車だと思ってもらうといい。
大腰筋の緊張のバランスなどがうまく取れていないと、
胎児が成長する=子宮が大きくなる際に、うまく上がっていかずに、
腰痛を引き起こしやすくなるという具合だ。
身体をきちんと整えておけば、そういったトラブルも防ぐことができる。
妊娠は女性にとって、自身の身体の状態が大きく変化する事の1つだ。
しかし、日頃(妊娠前)から、自分の身体をケアしておけば、
妊娠中のトラブルも減らすことができると思う。
また、最近は妊活という言葉をよく聞くようになったが、
妊娠したいと思ってから色々始めるのではなく、
日頃からケアをしておくことが大切だ。
生理痛を軽減するために、
10代からピルを服用しているという子どもたちも多いと聞く………。
生理痛は女性であれば多くの人が経験するものであるが、
それも自身の身体の状態を教えてくれている大事なサインだという事を、
忘れて欲しくない。
薬で解決する前に、きちんと自身の生活状況を見直し、
身体の状態を整えてもらえればと願うばかりだ。