症例報告(原因不明の足の痛み)

2023年1月29日(日)、小学生が来院された。

年明けあたりから足首が痛く、病院に行ったが医師の診断は「異常なし」だというのだ。

しかしドンドン痛みはひどくなる一方で、

ご来院時は、お母さんがおんぶをして連れてこられた。

痛くなった原因はというと、これまた不明なのだ。

何かスポーツをしていたとか、転んだとか、

そういう心当たりが全くないという状態である。

現状を把握したいのでちょっと歩いてみてもらった。

少し移動するだけでも足を引きずるような感じで、体重がかけられないのは見てとれた。

あまりあれこれ動作させるのも可哀想なので、早々に施術台に寝てもらう。

姿勢の歪み、脚長差(足の長さの違い)などはもちろんあるが、

身体全体の状態を見てみる・・・一言でいうと、めっちゃくちゃ硬い!!

「なんじゃこりゃ〜」というぐらい硬い!!

子どもの身体ではないような硬さだ。

脊柱は柔軟性を失い、心臓は締め上げられ、呼吸も浅い・・・

やったアプローチはこれだけ、電磁波、心臓弁、末梢血管、脳の神経核・・・

足首の問題なんかありゃしない。

おぶって来られた子が、帰る頃にはジャンプできるようになってましたよ。

後でお母さんから走れるようにもなったと喜びのLINEもいただきました。

西洋医学的に言えば、「原因不明の足の痛み」で来院されたのは今月に入って2人目だ。

どちらも小学生だった。

原因不明なんて、医者の(治療できないやつの)逃げ口上だと私は思っている。

症状が出てるんだから、原因は必ずある。

見つけらないないのは、自分にそれだけの力量がないだけの話だ。

と偉そうなことを言っても私も下村先生と比べると、まだまだひよっこ・・・。

赤ちゃんから高齢者まで、日本人の身体がドンドン悪くなっていっている・・・

恐ろしい時代になってしまった。

日本中の人々の健康を取り戻すため、今回の結果に満足することなく、学び続けます。

 

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