身体の治し方を知っているのは誰でしょう?
医者?薬?オステオパシーやその他の施術家?
いいえ、その誰でもありません。
身体の治し方を知っているのは、身体だけです。
例えば、車が壊れたとしましょう。
その車を修理しようとする場合、
その車の構造や仕組みがわかっていなければ、
上手く直せませんよね?
精密なものであるほど、上手く直せない…………。
それでも人間の作ったものであれば、それに精通した人なら直せるでしょう。
しかし、私たちの身体はどうか?
これだけ医学が発達しても、
はっきり言って、未だにわかっていないことの方が多いです。
私は時々、「先生よくなりますか?治せますか?」と聞かれます。
私はこう答えます。
「私が治すのではありません。○○さんの身体が治します。
○○さんの送ってきた生活が今の症状を引き起こし、
これからの生活が、未来の身体となります。」
私はオステオパシーを通じて、人よりも解剖学、生理学という勉強をしてきました。
でもそれは、未完成な設計図を理解しているに過ぎません。
私は、そこら辺の施術家には負けない自信はありますが、神様ではない。
私の出来ることは、『神様の作ったあなたの身体が治ろうとする手伝いのみ』です。
完璧な設計図を理解しているのは、私たちの身体(細胞)だけなのです。
治し方を知っているのも、治せるのも、身体(細胞)だけ…………です。
私はそのお手伝い。
私はメンテナンスが大事だと、クライアントさんにはお伝えしてます。
怪我や病気の時ほど、全身の身体(細胞)に頑張ってもらう必要があるからです。
どこか歯車が狂っていたら、上手く活動できない………。
それに加えて、特定の機能を高くしたり、低くしたりする様な、
人工的な薬物などを投与されていれば、
身体(細胞)にとってものすごく不自然な状態におかれているのです。
これでは身体(細胞)は頑張れない。
『治し方を知っているのは、身体(細胞)だけ』です。
あなたのその選択、身体(細胞)のためになってますか?