これが私の生きる道

私が所属している日本一会員数の多い、

日本オステオパシープロフェッショナル協会(JOPA)の会報誌に、

私の寄稿させていただいた記事が掲載されました。

会報誌をご来院中の方全てにお渡ししたいぐらいなのですが、

数がないため、こちらに書かせていただきます。

ご一読いただければ幸いです。

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「学ぶことから逃げ出した」

2019年4月より愛媛県西条市でOsteopathy Sora

という治療院を経営している渡邊奈々です。

今回JOPATONIAへの寄稿を依頼された際、なぜ私!?

もっとふさわしい方がいらっしゃるのでは?というのが正直な思いでした。

なぜなら、「楽が大好き、努力が大嫌い」、「嫌なことからすぐに逃げ出す」

というのが私です。

こんなヘッポコな私の軌跡が、どなたかのお役に立てるのであれば幸いに思います。

2013年より私はJTOC在校時代も含め今に至るまで、

毎月のようにJOPAのセミナーに出続けています。

なんて書くと、「努力が嫌いって、ウソじゃん」ってなりますよね。

今は確かに努力しているとは思います。

しかし恥を偲んで正直に申します。

私はオステオパシーを学ぶことから逃げていた時期があったのです。

しかも、3年間です。

私とオステオパシーの出合いは、2010年10月です。

当時は理学療法士として病院勤務をしておりました。

国家試験に合格した2004年、

「患者さんが同じ悩みで、もう一度病院に来なくていい身体にして、家に帰っていただくぞ!!」

という目標を立てて意気揚々と就職しました。

ところが何年経ってもそれは叶いません。

治すことも出来ないのに、患者さんに「先生」と言われることに違和感を覚え、

仕事に誇りが持てない日々を送っておりました。

そんな日々を抜けだそうと、さまざまな勉強会に参加しました。

しかしどれも、まるで患者が実験の材料のような感覚を覚えるものばかりで、

嫌気がさし、もうこれで勉強会に行くのは辞めにしようと、臨んだのが

「オステオパシーの世界へ 膜の概念・頭蓋と身体の繋がりⅠ」だったのです。

セミナー会場の張り詰めた空気感は今でも覚えています。

会場の扉を開けると、髭を蓄え、めちゃくちゃ怖そうな人が、腕組みをして座っている!!

と、まず下村会長を見てひとビビリ・・・・。

目を合わせてはいけないと思い、視線を右にずらすと、日本国国旗!!

その瞬間、「やばいところに来てしまった・・・帰りたい」と正直思いました。

しかし、帰りたいと思ったその気持ちは、

会長のデモンストレーションを目にした瞬間から吹き飛ばされました。

圧倒的な結果、オステオパシー哲学、解剖学、会長の話してくださる内容全てが、

私がずっと探し求めていた学びだったのです。

ところがやっと出会えた学びであったのにもかかわらず、

本物の学びに触れた途端、私は逃げ出しました。

学び始めの頃は当たり前ですが、

セミナーに行けば嫌でも自分の知識や感覚のなさを目の当たりにします。

私の場合、そんな自分が情けなく思い、出来ない自分と向き合えなくなり、

それがドンドン露呈してくことが怖くなったのです。

私の目標を達成するにはJOPAでオステオパシーを学ぶ以外に道はない

とわかっているにもかかわらず、楽な方に逃げました。

今となってわかるのは、当時の私には、オステオパシーを本気で学ぶ覚悟がなかったのです。

ところが学ぶ覚悟はないくせに、

オステオパシーから完全に離れてしまうことができない私は、

ファーストでの治療だけは毎月受けるという、ズルイ行動をとり続けました。

そんな中途半端な私に、ようやく覚悟を決める人生の転機がやってきました。

それがJTOCの開校でした。

この機会を逃せば、私はもう一生オステオパシーの学びを再開することはできないと、

ようやく覚悟を決め、今に至ります。

JOPAが提供してくださっているのは

伝統的なそして時代に合わせた効果の出る本物のオステオパシーです。

本物であればあるほど、出来ない自分が露わになります。

逃げ出したくなります。

しかし本当に自分にとって必要な学びなら、

たとえ逃げ出したとしても、逃げ通すことは不可能で、

覚悟を決める日が来ただけなのかも知れません。

私の目標は、下村会長のような治療家です。

ということで、私がセミナーに現れなくなる日は、まだまだ先のようです。

どこかのセミナーでご一緒した際は、こんなヘッポコな私ですが、

どうぞよろしくお願いいたします。

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今でこそ、自分に納得のいく治療を追求し、

多くの方にご来院いただけるようになりましたが、

色々な葛藤を経て今に至っている私でございます😆

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