ドンドン子どもになっていく

父が一気に介護が必要になって、約1ヶ月が経とうとしてます。

うーーーーん。

正直言って、ドンドン子ども?赤ちゃん?になっていってます。

ただそれに伴い、手はかかるけど、介護しやすくはなっている…………。

矛盾しているかもしれませんが、

介護をしている人ならわかると思います。

理学療法士時代から感じていましたが、

介護をしていない人って、

すごい無責任な要求をしたりするんです…………。

「今の状態を維持させてほしい」とか…………。

その人の能力を落とさないって聞こえはいいんですけどね。

それが、ものすごく介護量を増やす原因にもなるんです。

だから、私は認知面や家族のマンパワーなども考慮して、

わざと能力を上げすぎないようにもしていました。

認知力の低下している人に対して、下手に歩行などの運動能力を上げすぎると、

徘徊などに繋がり、それが大きな家族負担になったりするんです。

もちろん、介護されている側の安全面のリスクだって高くなります。

認知面が低下していると、昼も夜も関係ないですし、

説明したって、説明したそばから忘れていきますから、こちらの理屈は通りません。

父を母と一緒に介護していて、虐待してしまう気持ちや、

介護者が疲弊する気持ちがわかります。

私は介護のプロではないですが、リハビリのプロではあります。

介護の仕事も施設勤務をしていたりもしたので、

介護のプロの仕事を見る機会も多かったです。

しかしそんな私でも、どうしたらいいんだろうと悩むことがあります。

困ったら、いつでもアドバイスをくれる頼もしい存在があってもです。

もし今の父を、母だけが見ないといけない状況だったら、

母も父も崩壊しているでしょう。

そう思うと、決して楽ではないけれど、私たちは恵まれているとつくづく思います。

さて、今日も父をお風呂に入れましょうかね〜。

夕方にはすっかり忘れて、また「風呂に入るんじゃ〜」って言って、

どうせ私たちを困らせますけどね🤣🤣🤣🤣

そんな時は母と2人で、「そろそろまた風呂入るっていうよ〜、ほら言うた〜😆😆😆😆」

って顔を見合わせて笑えているだけ、幸せなことかもしれません。

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