私の本業のオステオパシーには治療哲学という原理原則があって、
全てのテクニックはこの治療哲学から逸脱しない。
治療がうまくいかない時って、
大概、この治療哲学から外れているんだよね…………。
残念ながら、今世間に広がっている多くの治療テクニックというものは、
肝心要の治療哲学がないのです。
だから、私は理学療法士になっていろんな勉強したけれど、
全くもって納得いくものは、なかったというわけです。
それでも運がいいので、オステオパシーに出会えたんですけどね。
これは、経営についても同じことがいえて、
経営哲学というものがあるのだけど、
残念ながら、多くの経営者は、経営テクニックばかりを追いかけているんです。
なぜなら、世間でいう経営講座の多くが、
小手先の経営テクニックばかりを教えていて、
肝心の経営哲学については、触れてないんですよね…………。
小手先のテクニックの例としては、
インスタとかFacebookなどといったSNSの活用法とかです。
確かに今はそういった活用法がいいかもしれないけれど、
50年後通用するかと言われたら、
おそらく通用しない、古いやり方なんてことになるでしょう。
だから、経営哲学から逸脱した経営をしていると、
今回のコロナだったり、景気や時代の波にのまれたりして、
経営が一気に立ちいかなくなるのです。
私がなぜコロナや景気に左右されないかというと、
経営哲学をしっかり守っているからです。
経営哲学に則って経営すれば、時代が変わろうが、どうなろうが、
原理原則は絶対に変わらないので、どうやっても失敗をするはずがないのです。
だから、私は経営塾をしていますけど、経営テクニックは教えてません。
経営哲学のみを教えているのです。
経営哲学さえ外さなければ、
あとは、自分自身のカラーを出していくだけで、
必死になって、あれこれとテクニックを学ぶ必要はないかなぁと思っています。
私自身、SNSの具体的な活用法なんかは学んだことはなく、
自分の発信したいことを、
ブログやら、Facebookに自分の感覚で投稿しているだけなんです。
それでも、私の投稿が面白いっていってくれる人がいて、
投稿を待ってくれている人がいるんです。
経営で失敗する理由は、
やってはいけない事をやって、やらなくてはいけない事をやってない。
これだけです。
経営哲学を知れば、
やってはいけない事、やらなくてはいけない事、
それがよくわかりますよ。
それに気づけたのも、実はオステオパシーを学んだお陰でございます。