自らの言葉を自らの治療で証明する治療家でありたい

私の師匠である下村先生は、

嚥下障害、呼吸障害だけでなく、

私たちの身体に引き起こされている多くの問題について、

次のように教えて下さる。

まずは口頭で、

1.なぜ起こっているのか?

2.どのように考え、どのように治療すべきか?

次に実技で、

1.診方を教え

2.モデルにそのような障害があることを、受講生に確認させる

3.治療方法を伝えた上で、目の前で治療を行う

4.その場で再度受講生に、治療前と治療後を比べさせる

つまり、私たち受講生の前で、現状から治療の結果までを言い切った後、

実際に目の前で治療を行い、その通りの結果を出す先生なのです。

また、オステオパシーの創始者であるA.T.Still先生は、

以下のような言葉を残しています。

“オステオパシーは科学である。

そして、それは苦しみを癒すために用いられる。

オステオパシーは外科、産科、そして一般医学を包括した哲学である。

オステオパスは理性の人でなければならず、

自らの言葉を自らの治療で証明しなければならない。

証明し得ない理論に用はない。

私にとってオステオパシーとは神聖な科学である。

神聖なのは、それが自然からの癒しの力であるからだ。”

2人の共通しているところは、

“自らの言葉を自らの治療で証明している”

というところです。

だから私は、下村先生からオステオパシーを学んでいるのです。

私もご来院中のクライアントに対し、

“自らの言葉を、自らの治療で証明する治療家でありたい”

と思っています。

ということで、3月の下旬ぐらいから、

みなさんの身体で嚥下障害が起こっていることを

体感してもらってます。

今のところ当院のクライアントさんが、

嚥下障害引き起こしている率は、

わかっていたことですが、100%です😭

現状としては、自覚症状がある方もいますが、

多くの方が自覚がありませんでした。

見事にみなさんビックリしてます。

乳幼児、小学生も含み、最年長は80代の方まで例外はありません。

もちろん施術で改善させてから、お帰りいただいております。

自己ケアの有無、来院頻度、

アレの接種有無、自宅及び職場などの生活環境により障害の程度は違います。

自分の身体ですから、キチンと現実を知っておくべきです。

医療従事者の知り合いからの情報では、

急に固形物が食べられなくなったという患者が入院してきたそうです。

自己ケアされている方は、徹底的に実行されることをオススメします。

せっかく決断されたご自身の身体のための投資です。

しっかりケアをして、身体の機能維持をしていきましょう。

怖いと思うこともあるかもしれませんが、現実を知って下さい。

私は現実を知らせて、無責任に放置するなんてことはしませんから‼️

ただ、そこからどう行動されるかはあなた次第です。

PAGE TOP